先月11月25日(土)は楽しみにしていた25周年ワイン会の第2弾が開催されました!
今回のテーマは、狩猟期にも入り本格的なシーズンのジビエです。
コース料理はもちろんすべてジビエです。(デザート以外)
<当日のメニュー>
串焼きスタイルにした鹿肉のアミューズからスタートし、前菜は珍しい石垣島のクジャクの胸肉のガランティーヌです。タイムの香りをつけコンフィにした里芋と、甘みのあるパプリカを加えてしっとりと火入れをしています。
スープは野鳥の濃厚な味を楽しんでいただきたいと、野鳥類の骨を砕いてひたすら煮込みました。スパイスやトマトなどと組み合わせて味を調えたところに浮かべる具材は天然マガモの胸肉のポワレです!コラーゲンたっぷりでうまみの凝縮スープには、ポムロールの赤ワインのラフルールデロワ1998年を合わせる予定でしたが、なんと1本がコルク臭。急遽99年をお楽しみ頂きました。98年のもう一本は問題なかったのでそれもご提供。飲み比べとなりました!野鳥のうまみとメルロはピッタリでした!
口のどけの良い脂をたっぷり持ったツキノワグマを使ったストロガノフ風には13年熟成のシャンパーニュ。
最後のメインデッシュは、これもしっかり脂ののった猪バラ肉のコンフィと、穴熊もも肉の炭焼きの盛り合わせというなかなかできない組み合わせです!猪のくちどけの良い脂、穴熊の味わいのある赤身は対照的な味わいで、ワインとの相性もとても面白いものとなりました。
ワインはサントリーが所有するシャトーラグランジュの1998年を抜栓。コンディションも良く、野生の脂身との好相性は印象に残るものでした。
最後のデザートは熟し柿を使ったスープに軽いブリュレ風のムースを浮かべました。紅茶とマールドシャンパーニュの香りのアクセントです。ここでお店からのサプライズワイン登場。ボルドーのソーテルヌのシャトースデユイローの1998年がサーヴされました!より贅沢感高めてくれる味わいです。
シェフの熱の入ったジビエ料理の解説を聞きながら、前回同様あっという間のディナーでした!
第三弾は年明け1月20日(土)開催です。
オールドヴィンテージワインとクラシックな料理をお楽しみいただきます!
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