先日、シェフ藤木を始め、エスポワールのスタッフ全員で松本大学へ行き、人間健康学部の学生さん方に鹿肉の解体と応用調理学実習をしてきました。
この授業は、この学部ができた当初から開いており今年で14年目を迎えます。
将来、学校給食や病院食を考える管理栄養士を目指している学生さんが多いのが特徴です。
まず鹿の解体を通して、普段の牛肉や豚肉がスーパーに並ぶような精肉になるまでに「捌く」という作業があるということ、
家畜の命を頂いているということ、
その頂いた命を生かすも殺すも調理する側にあるということを考えてもらいました。
そして調理学実習では鹿肉を使い、シンプルなレシピのハンバーグとミートソースを作ってもらいました。
シンプルなレシピ故、どうすればおいしくできるのか、玉ねぎ一つをとっても、どうソテーをしたらいいのか…
私たち料理人が普段から心がけている「食材と向き合うこと」を意識してもらいました。
管理栄養士という職業は、栄養価の数値にも気を配りながら献立を考える大変な職業かと思います。
その中でも、できるだけおいしいものを、そして旬のものを使い
学校の子供たちから、病院の患者さんから「おいしい!」「元気になったよ」と言っていただけるような
管理栄養士を目指してほしいと思います。
応援しています!
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