新型コロナの影響でなかなか開催できなかったワイン会ですが、先日の「新緑のワイン会」は皆様にお集まりいただき、開催することが出来ました。
密になることを避けるため、いつも以上にテーブル間隔は拡げ、空気除菌をしながらの開催でした。
まずシェフから、この日のために仕入れや仕込みと準備をしてきた料理の説明がありました。これが食材のストリーなどもあり、さらに期待度が上がりました!
まずはスタートは季節のシャンパンカクテルです。今回は自家菜園で育てたフェンネルとキンカンを使ってさわやかなシャンパンと、新玉葱をじっくりソテーし、たっぷりの長野県産チーズと合わせたキッシュをお楽しみいただきました。
玉ねぎとチーズの香りが、サーブする前から感じられるくらいに香りました!そんな濃厚な香りと味を一気にさわやかにしてくれる柑橘とハーブのシャンパンは好相性でした。
続いてオードブルは佐久市の鯉と信州サーモンのカルパッチョ仕立てです。
佐久の鯉は、全くと言ってよいほど臭みはなく、そこにウィスキー樽のチップでスモークしたオリーブオイルでアクセントを付けました。
信州サーモンの方には柑橘の香りをつけたオリーブオイルをうっすら塗っています。その上に白ワインヴィネガーで味付けをした野菜とハーブのゼリー寄せを添えました。仕上げはかわいらしい花を散りばめ、見た目も初夏らしいお料理でした。
合わせたワインは長野県塩尻市産の城戸ワイナリーのヴェルデレー2019年です。あまり聞きなれな品種ヴェルデレー(別名セイベル9110)ですがフルーティーで花のような香りを持つワインです。さわやかな香りですが、しっかりの酸味と果実味ももっています。
料理との相性は野菜のゼリーと合わせるとワインの酸味が和らぎ、川魚と合わせると違和感なくすっきりさせてくれるまさに新緑のマリアージュです。
前半はさわやかなイメージの料理とワインで皆様にお楽しみいただきました。
<次回に続く>
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